泉質の種類と特徴
日本には火山が多くあることから各地に温泉があり、利用されたことがある方も多いかと思います。温泉は鉱物の作用によって泉質が異なっており、泉質の種類はいくつもあります。泉質によって特徴が異なりますので、こちらで温泉の泉質についてご紹介しています。
単純温泉について
単純温泉とは成分が単純という意味ではなく、温泉の含有成分量が薄いものを単純温泉と呼びます。含有成分が薄いのでお肌への刺激も少なく、無味無臭で透明のものがほとんどです。日本には単純温泉が数多くあり、効能も様々なので気分をリフレッシュしたい時や温泉旅行に最適な泉質となっています。
塩化物泉について
塩化物泉は名前から分かるように塩分が主成分となっている泉質であり、塩分濃度によって塩辛く感じるものもあれば苦いと感じるものもあります。塩化物泉の温泉に浸かることでお肌に塩分が付着し、お肌に付着した塩分が汗の蒸発を予防する役割をするので、保温効果が高いことから熱の湯とも呼ばれています。
炭酸水素塩泉について
炭酸水素塩泉は重曹泉と重炭酸土類泉の2つに分かれており、重曹泉にはナトリウムが多く含まれ、重炭酸土類泉はマグネシウムやカルシウムを多く含んでいます。炭酸水素塩泉の温泉に浸かると水分が発散されて涼しさが感じられるので、冷の湯とも呼ばれています。
硫酸塩泉について
硫酸塩泉はマグネシウムやカルシウム、ナトリウムが主成分となっており、陽イオンの種類によって泉質の名称が変わります。陽イオンがマグネシウムの場合は正苦味泉、陽イオンがカルシウムの場合は石膏泉、陽イオンがナトリウムの場合は芒硝泉と呼びます。硫酸塩泉は様々な効能があることから、傷の湯とも呼ばれています。
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