「2010年07月」の記事一覧
2010 07.11 女将おすすめ夏号に乗車しました。
先日の金曜日はエースJTBさんの『いとをかし 女将おすすめ 夏号』の当番日で、京都駅前のひふみ旅館の女将さんと乗車してきました。
この日は梅雨空の中、26名様というとても多くのお客様にご乗車いただきました。ありがとうございました!!
9:45 新・都ホテルのバス乗り場に集合、10:00 出発。
今回のコースは少しでも涼んでいただこうと、京都市内でも北の方、鷹峰(たかがみね)や上賀茂と呼ばれている地へ御案内させていただきます。
まず一軒目は『大徳寺大仙院』。
大徳寺は敷地がとても広く。甲子園球場6個分の広さがあるそうです。(関西は東京ドームではなく甲子園球場で広さを表します(笑))
大仙院は国宝特別名勝で、室町時代に創建された大徳寺のなかでもとくに地位の高い名刹です。
豊臣秀吉さんと千利休さんがお茶をのまれたお部屋などがあり、そのお部屋が床の間の始まりだといわれていて、茶道ともつながりが深いお寺です。
禅寺ですので枯山水庭園です。副住職様がこのお庭などの説明をしてくださいます。とてもおもしろく楽しく、でもちゃんと心に残ります。
住職様はさらにひょうきんな方で、以前はテレビにも出演されていたそうですが見覚えありますでしょうか?
とてもとてもいいお言葉をたくさん書かれています。
ここでご紹介できたらいいのですが、勝手にご紹介したらあかんと思いますので、やめときます。
次回京都へお越しになる時は是非ご自分で行ってみて下さい☆
ではお次。
しょうざん 光悦芸術村 というところで御昼食です。
広い近代日本庭園がありますので、そちらをご覧いただくこともできます。
ここには中華・和食・洋食・とり料理 のお店がありますので各自でお取り下さい。
敷地内を流れる紙屋川ぞいに「渓涼床」というのもあって、雨が降る中けっこうたくさんの方が来てはりました。
肌寒く感じるほど涼しくて、やっぱり市内とは全然違いました。
13:20 しょうざんを出発し10分ほどで『源光庵』へ。
曹洞宗のお寺で、本堂前に広がる枯山水庭園を四角い「迷いの窓」と丸い「悟りの窓」から観賞することができます。
お庭はとても美しく、前にすわってずっと眺めていたい気分になります。
悟りの窓
迷いの窓
紅葉がたくさんあるので、秋もさぞかし美しいことだろうと思います。
そしてこのお寺のもう一つの特徴は本堂の天井が伏見城の遺構と伝えられ“血天井だということです。
1600年7月徳川家康の忠臣・鳥居元忠一党千八百余人が石田光成の軍勢と交戦したが討死し、残る三百八十余人が自刃したときの痕跡で、
何か所かのお寺に分けて供養のために天井に吊るしたというものです。
初めて拝見しましたが、かなりはっきりと足形が残っていてびっくりしました。無念さが感じられる気がしました。。。
一度御自分の目で見てみて下さい。
最後は世界文化遺産にも登録されています、上賀茂神社。正確には『加茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)』といいます。
厄除け、方除け、電気の守り神、必勝の神様として信仰を集めていますが、
縁結び、子宝の神様もいらっしゃいます。
本殿・権殿はともに流造の典型として国宝に指定され、他の41棟は重要文化財となっています。
その後、京都ホテルオークラ前、高台寺前で下車されたい方をお降ろしして、
新・都ホテルに16:30頃到着です。
大変お疲れ様でございました!
このコースけっこう歩きますので、これからご参加くださる方は歩きやすい靴でお越し下さいませ☆
今回ご一緒させていただきましたお客様、無事お帰りになりましたか?
本当にありがとうございました。もう少しゆっくりお話できたらよかったのですが・・・
京都の旅はいかがでしたでしょうか?
雨が多く、蒸し暑い日が多かったですが、これに懲りずにまたぜひお越し下さいませ!
またお会いできす事を願っております。
次回は旅館にご宿泊、お約束ですよ☆