花筏ブログ

2010 08.04 茶香服

茶香服』ってご存じですか?「ちゃかぶき」と読みます。
茶歌舞伎』と書いたり、『闘茶』といったりもします。
これは、お茶の香りや、色・味をみて種類や産地を当てる遊びです。
歴史は古く、室町時代ではいわゆる賭博として武家の間で大ブームとなり、
あまりにも豪華な景品を競い合うようになり禁止令が出されたことも数回あったとか。
今現在の一般的な遊び方は5種類のお茶を5回戦で当てるものです。
実は今月、8月17日18日にJTBさんが、
京の雅体感「日本の旬・関西」特別企画
  非公開寺院建仁寺塔頭「両足院」で女将と楽しむ「京都」な体験

というのを催され、みやこ女将の会でお手伝いをさせていただきます。
その時にお客様と一緒に茶香服の体験をさせていただくことになっているのです。
CIMG3286.jpg
建仁寺はあの有名な風神雷神図屏風や双龍図がある臨済宗のお寺です。
当日はちゃんと先生に来ていただき、もう少し簡単な「七夕之講」という遊びをする予定です。
最初に彦星と織姫と名のつけられた2種のお茶を飲み、香りや味、お茶の色など覚えます。
     ↓
次に5回お茶を飲みます。
     ↓
その5回出たお茶の中で何回目に彦星と織姫が出たかを当てます。
かなり難しいそうです。全然自信ありません^^;
今日は両足院の下見に行かせていただきました。
お寺の前にはとても綺麗な青もみじが涼しい影を作ってくれていました。
CIMG3285.jpg
建仁寺さん、今日は両足院しか行っていませんが、かなりおすすめです。
      当館からは阪急河原町駅で下車、徒歩10分くらいです。
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